SESAME 3 を買った

2020年12月に SESAME 3 が発表された。

いろんな問題を一気に解決していて、しかもお値段が(これまでのスマートロックに比べて)めちゃくちゃ安い。
発表会をリアルタイムで(ビデオだけど)見て興奮した(笑)


3月頃に発売されたんだけど、「Amazonで買えるようになったら買おう」と思っていたのに、ぜんぜん売る気配が無い。
そうこうしているうちに、うちで使っていた SESAME がなぜか API 経由で操作すると LOW_BATTERY(公式アプリでは操作できるのでバッテリ不足ではないはず) というエラーを出すようになってしまったので注文することに。
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SESAME公式サイトで買ったけど、Amazon Pay が使えたので住所入力も決済も手間がかからず買えてよかった。
6月9日注文で16日に届いた。


さっそく設置。
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今まで使っていた SESAME より小さくなっていて、見た目もスッキリ。
いまのところ動作も問題なさげ。

Xマウント用のTTArtisan 50mm f/1.2 C を買った

TTArtisan の 50mm F1.2 のレンズを購入。

1.3万円で F1.2 という明るいレンズが買えるのは良いですな。

X-E4 に取り付けた図。
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レンズの方がボディより重いので、取り付けるとかなりズッシリきますな。
首から下げて歩くのはきついけど、持って歩くならまったく問題なし。

7Artisans 35mm F1.2 よりだいぶシャープでスッキリ、開放でも意外とよくうつる。
少し離れたネコ。これでも背景がぼける。
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ゆっくり歩いてくるネコは、手前にピント置いて連写すればある程度撮れる。
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最短撮影距離は52cmくらい。35mm換算で75mmなので、警戒心強めのネコ用ですな。
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この重さなので通勤用にはちょっと微妙だけど、なにしろ安いので余分に持っていても良い感じ。

DxO PhotoLab 4 で MFT 復活

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体験版をインストールしてから毎日使ってるけど、めっちゃいいですな。
最近 X-E4 を使って、「新しいセンサーのカメラは画質いいな」て思ってたんだけど、DxO PhotoLab 4 を使うと古い MFT のセンサーも性能が何倍も良くなったように感じられて良い。

高感度のノイズが綺麗に抑えられるのも良いんだけど、低感度でも効果は大きいですな。

輝度差が大きい場面でシャドーを持ち上げたとき、Adobe Camera Rawでシャドーを持ち上げるとカスカスに痩せた感じの絵になったりするけど、DxO PhotoLab 4 で DeepPRIME かけて書き出せば、しっとり自然にシャドーが持ち上がる感じがする。

色の調整に関しても Camera Raw より好みの色に近づけやすい感じがする。これは元のカメラにもよるかもしれないけど。

このソフトのおかげでMFTの画質的は不満は無くなったかも。
問題は、せっかく X-E4 で JPEG オンリーで撮るようになってデータの扱いが楽になったのに、またRAWに戻っていいのかということ。

Olympus E-P7 が発表された

私は E-PL7、E-PL9、PEN-F の3機種を買ったことがあって、いまは E-PL9 だけ持ってる。
期待の E-P7 が発表された。

発売日はGH5M2と同じ、2021年6月25日。

良いと思ったところ。

  • 見た目がかっこよくなっている
  • ダイヤルが1つ増えて2ダイヤルになっている
  • レバーやらボタンが増えている(カスタム可能なボタンは2個から3個に増えている)
  • 重さが43gも軽くなっている
  • 手振れ補正が3軸から5軸になっている
  • 素数が1600万画素から2000万画素に増えている
  • USB充電ができるようになっている
  • 色いじりの機能が増えている
  • カメラ内RAW現像でパラメータ調整できるようになっている
  • 動画モードにしなくても4K動画が撮れるようになっている

残念かもしれないところ。

  • USBが Micro-B
  • モニタの解像度が104万画素で変わっていない
  • EVFがない (EVFがいるならE-M10 IVですな)

スペックを見た限りでは、いろいろ進化しているのに軽くなっているのが素晴らしい。
最近、新機種が出るたびに重くなっていくカメラが多いのでこれは良いですな。
買います(笑)


実は、GH5M2 を発表のときにすぐ予約していたんだけど、こっそりキャンセルした。
バリアングルのカメラは二度と買わないと決めていたことを思い出したから。

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コンデジ TZ-90 と DxO PhotoLab

PhotoLab の DeepPRIME を使うと、コンデジが二回り大きなセンサーで撮ったようなクリアな画像になって楽しい。
それで昨日からいろいろ試していたけど、色収差が気になったので日記。

Camera Raw だと画面の隅々まで色収差がほとんどないのに、PhotoLab だと盛大に出てしまう。これは Camera Raw は自動的に色収差を補正しているからだと思う。
PhotoLab も色収差を修正する機能があるけど、「自動倍率色収差補正」をONにすると、OFFのときよりひどくなりがちだった。

色収差補正 OFF
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色収差補正 ON、自動倍率色収差補正 ON。
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色収差補正 ON、自動倍率色収差補正 OFF。(この画像ではわからないけど画面中央部分の収差が増えている)
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色収差補正 ON、自動倍率色収差補正 OFF、強さとサイズをMAX。
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これは画面の周辺だけを見てるけど、周辺の収差が消えてると思ったら中央が収差まみれになってたりもするのでしっかり見たほうがよさそう。

DxO PhotoLab 4 のノイズ除去機能の DeepPRIME がすごかった

巷で話題の機能、自分のところでも試してみたら本当にすごかった。
以下、RAW+JPEG で撮って、JPEG と PhotoLab で現像した結果の比較。

1/2.3インチセンサーのコンデジ, Panasonic LUMIX TZ-90, ISO 2000

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1/2.3インチセンサーのコンデジ, Olympus TG-6, ISO 6400

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フルサイズ, Pentax K-1, ISO 12800

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Adobe Camera Raw のノイズ除去機能はディティールがリニアになくなっていくので使いたくなる場面がほとんどなかったけど、PhotoLab の DeepPRIME というノイズ除去機能は、劣化が少ないのにノイズはしっかり減っている。

さすがにコンデジのデータに関しては、等倍で見ると不自然なところがあるけど、拡大しなければ十分に綺麗だし、なぜか色がめちゃくちゃ良くなっているのも嬉しい。

PENTAX K-1 はフルサイズなのでISO 12800でも結構綺麗なんだけど、色が少し転びがち。DeepPRIME を適用すると ISO 6400や3200で撮ったときのように綺麗に色が出る。

拡大して画像を見ていると Pixel で撮った写真を思い出した。あれもこんな感じだった気がする。


この「DeepPRIME」は以下の2つのソフトで使える。

  • DxO PureRAW ¥12,900
  • DxO PhotoLab 4 (Elite) ¥19,900

PureRAW は PhotoLab のノイズ除去機能だけが使えるバージョンみたいなもの。PhotoLab の方は、他にもいろんな編集機能が付いていて、Bridgeみたいな感じで使える。
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どうせ買うなら PhotoLab の方が良いですな。レンズの収差やビネットの補正なんかもあって、ちゃんとオフにできるようになっている。使い比べてみれば PureRAW を買うという選択肢は無いと思う。

どちらも30日の無料期間があるから気軽に試せていいですな。

手持ちのカメラでは Olympus TG-6 や Panasonic LUMIX TZ-90 といったコンデジでも使えたが、PENTAX Q-S1 は使えなかった。これは残念過ぎる…。

あと、FujifilmのX-TransセンサーのRAWには対応していない。

あと個人的に嬉しいのがライセンスの仕様。1ライセンスで3台までインストールできる。日常的に3台のPCを使っている自分にはこの仕様はめちゃくちゃありがたい。Adobe は 2台までだから使えるPCが限られてしまいめっちゃ不便(笑)

Alexa(Echo) か Google Assistant(Nest) か

今現在使っているもの。

  • 寝室 Echo Spot
  • 居間 Echo Flex + モーションセンサー
  • キッチン Echo Flex + モーションセンサー
  • 洗面所 Nest Mini
  • 寝室 Nest Hub

メインは Echo。
今回、睡眠モニタリング目的で Nest Hub を導入したので、いま Echo を使っている部分を Nest に切り替えたらどうか検討。

Alexa の方が優れている部分をあげてみる。

スマートホームを操作したときの応答速度

うちは Nature Remo を使っているんだけど、Alexa の方が応答が速い。別のシステムだと違う結果になるかも。

定型アクションが速い

ひとつの命令で複数の動作を連続実行する機能。Google Assistantは「ルーティン」とほぼ同じ機能。
うちでは「おやすみ」ですべての照明を消すようにしている。
Echo で実行が速いけど、Nest だと数秒待たされる。

会話継続モードが便利

会話継続モードをONにすると、連続して複数のやりとりができる。
これが特に便利なのはAlexaが認識ミスをして、言い直しが必要になったとき、もういちど「アレクサ」と呼びかける必要がないこと。

Alexa の設定はわかりやすい

Google AssistantはGoogleアカウントに紐づいていて、必要な設定がどこにあるのかわかりにくいが、AlexaはAlexaアプリですべて設定できるし、構造も単純でわかりやすい。PCである程度の設定ができるのも良い。

Alexa は単純

Alexaは単純なので制御しやすい。どうすれば目的を達成できるか、あるいはそもそもできないのかが、わかりやすい。Google Assistantは応答が曖昧で、頼んだことが出来ないのか、聞こえてないのかよくわからない。

Nature Remoとの連携具合

家電のオンオフだけなら差はないと思うけど、それ以外の照明の制御なんかは Google AsisstantからNature Remoを使う場合、使える機能が限られていたり、余計な設定をしないと使えない操作がある。
Nature Remoのような赤外線信号を使った制御じゃなくて、ネイティブに対応して機器を揃えている場合は優劣は無いのかもしれない。


次に、Google Assistant の方が良いと思う部分。

固有名詞や地図との連携

「~の営業時間は?」と聞いたとき、Alexaは店名を正しく認識できないことが多い。
店名を正しく認識できても、めっちゃ遠い店舗の情報が返ってくることもあるw

天気

Alexaは警報や注意報を先に読み上げる習性があり、一番知りたい「雨が降るかどうか」や「気温」「湿度」をなかなか読み上げてくれないことが多い。

Androidとの統合

AndroidだとGoogle Assistantが簡単に呼び出せる。ルーティンのショートカットをランチャーに設置すれば、1タップで機能を実行できる。OSの機能をしっかり活かしている。
Android 11なら電源の長押しからスマートホームの操作ができる。

アプリのクオリティ

AlexaアプリはUIがあまり好きじゃない。操作に対するフィードバックがはっきりしておらず、ぬめっと動く。操作していて不安になる。


まとめるとAlexaは単純で高速。Google Asisstantは遅くて複雑。
自分の用途だと現状ではやっぱり Alexa が合ってそう。