DxO PhotoLab が LUMIX S5M2 の RAW ファイルに対応したので、ちょっと比較。
カメラでSTDプロファイルを使ってJPEG出力。
DxO PhotoLabでS5M2のカメラプロファイルを使って現像。
カメラで今使ってるLUTをリアルタイムLUTを使ってJPEG出力。
LUMIX S5M2 は再生ボタンを押してから画面が切り替わるのまでが遅くて、撮影後にすぐ確認したいときにちょっとストレスがたまる。
いまさらながら「もしかしてSDカードのせいでは?」と思ったので、いろいろ試していたら意外な結果に…。
Read/Write が 40MB/s 程度の遅いSDカードだと、画面切り替えが速くて、それ以上の高速なSDカードを使うと画面切り替えが遅くなった。
カードはすべて S5M2 の本体でフォーマットしてから確認。
実際にどれくらい速度差があるか、スロー撮影して調べた結果…
遅いSDカードは175ms、速いSDカードは517msという結果に。
いままで1秒くらいかかってるように感じてたけど、実際はそこまででもなかった。
私はあまり動画を撮らないので、古くて遅いSDカードの方が快適かも。
たまにAFL(AFロック)ができないときがあって、不思議に思っていたけど原因がわかった。
AEL(AEロック)中は AFL ができないということだった。
逆も同じで、AFL中はAELができない。
「AF/AEロック維持」はON 。
Fnキーに、AFLとAELをそれぞれ割り当てている。(露出補正ボタンにAEL、RecボタンにAFL)
LUMIX S5M2 が届いてからだいぶ使った。
いま気になっている大きな問題は2つ。
1つは起動が遅いこと。
電源OFFから間もないときはONにしてから1秒で撮影できるが、電源OFFの状態でしばらく放置してからONにすると5秒はかかる。悪いときは10秒近くかかることも。
今までたくさんLUMIXのカメラを買ったけど、こんなに遅かったことはない。それどころから今までに買ったデジカメの中でも一番遅いと思う。
2つめはスチルのAF-Cが遅いこと。
今までのLUMIXはAF-SでもAF-Cでも速度自体は速かった。
でもS5M2は、AF-Sだと速いのにAF-Cはめっちゃ遅い。
動画撮影中のAFのようにゆっくりレンズが動くのでなかなかフォーカスが合ってくれない。
細かいこと言ったらもっとたくさんあるんだけど、この2点はどうにか改善してほしいですな。
でも全体的には結構気に入っている。
「これ1台あれば他はいらない」っていうのではなくて、どちらかというとPENTAX K-1を使ってるときの感じに近い。
カメラの性能に期待しすぎないので、うまくいかなかったときのストレスが少ない。
ネコの瞳認識がないから2~3割はMFで撮っているけど、AF-CでAF駆動中でもフォーカスリングをまわすとMFになるのは結構使いやすくて良い。
私が自宅でネコを撮るときは、被写体までの距離が近いので拡大はいらない。ピーキングだけONにして使ってる。
キットレンズの20-60mm F3.5-5.6も良い。
SONY の 20-70mm F4 よりも軽くて小さくて、値段も1/3。使うときの気分も軽い。
最初このレンズを取り付けるとき、めちゃくちゃ摩擦が強くて「これ大丈夫か?」と不安になったけど、いぐ滑らかになった。
戸袋のベッドで寝てるネコ。
こういうのを K-1 で撮るときは、少し絞ってMFで撮ることが多かった。
S5M2 なら何も考えずに解放でAFに任せても大丈夫。