ぴたすちお

今までXGA(1024x768)とかWXGA(1280x768)の狭い画面ばかり使っていたせいか、ウィンドウはほとんど最大化して使っていた。
最大化すると他のウィンドウが見えなくなるので画面がすっきりするし、タスクバーで必要なウィンドウにすぐに切り替えられるから、この使い方で何も問題は無かった。


でも、自宅のディスプレイが1680x1050というやや広めの環境になると、横幅が広すぎて文章が読みづらいという問題が発生したので、Webブラウザを最大化して使うのをやめた。


最大化をやめると、やっぱり他のウィンドウが見えてしまうから気になる。
今までは「ウィンドウの切り替え=タスクバーのクリック」だったから、迷うのはタスクバーの上だけだったのが、つい見えているウィンドウを先に探してしまったりして、ウィンドウの切り替えがぎこちなくなったような。


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ぴたすちお」というソフトをインストールした。
だいぶ前にはてブホッテントリで見たような気がする。
これが思いの外便利。
今まで何をやってたんだというくらいに。

いろんな機能があるが、わかりやすいのはウィンドウのスナップ機能。ウィンドウのフレームが他のウィンドウにぴったりくっついたり、画面の外にウィンドウを移動できなくしたりといった、ウィンドウの移動を便利にする機能がついてる。
ウィンドウの操作に関するいろんな設定があり、設定項目を眺めていると「なるほどー」と唸ってしまう。


たとえば「最大化ボタンを無効化」。この項目を見たとき「なんでこんな設定が」と思ったけど、考えてみればあのボタンを押さなくてもタイトルバーをダブルクリックすれば最大化できるわけで、最大化ボタンを無効化しても困ることはなさそう。これは既存の機能を無効化するだけだけど、作業を効率化する機能もたくさんついてる。
たとえば、マウスショートカット。デスクトップ、タスクバー、タイトルバーの3つの場所に対して、ホイールクリックしたときの動作とか、ダブルクリックしたときの動作とかを定義できる。デフォルトの設定はタイトルバーを右クリックしたら閉じるようになっていた。結構過激。使えそうな設定としては、タイトルバーをホイールクリックで最前面に固定するとか。
他にも、Insertキーを無効にしたり、ウィンドウの角をつかまなくても上下左右にリサイズしたり、いろいろ。


こりゃいいや。