FX2431TVのスルーモードとリアルイメージ

この前届いたTVチューナー内蔵ディスプレイにセガサターンをつなげてゲームしてみる。
ソフトは「コナミアンティークス MSXコレクション ウルトラパック」で。


まず「スルーモード」を試してみる。
スルーモードにすると遅延が1フレームになるのでタイミングがシビアなゲームがプレイしやすくなるらしい。でも、低解像度のゲームは輪郭が強烈に補正されてしまい気持ち悪い絵になりますな。
↓スルーモード「OFF」と「ON」の違い


スルーモードをONにすると、ドットが完全につぶれてしまい、斜めの線がきれいな直線になってしまってる。
この補正が気にならないときもあるけど、ものすごく不自然になるときもある。


Xbox 360PS3みたいにもともと高解像度なゲームなら良いと思うけど、昔のゲームをスルーモードでやるのはちょっと厳しいかも。


つぎに「リアルイメージ」を試してみる。
元のドットのイメージを崩さず拡大してくれるモード。実際に試して見るとドットの境界が強調されて、それがノイズのように見えて画面がうるさくなる感じ。輪郭部分にノイズがのるから、圧縮で汚くなった動画を見ているような雰囲気になった。今回はS端子で接続しているから、ほかの接続方法とかほかの機種だとまた違った結果になるかもしれないけど。

追記 ファンタシースターコレクション

スルーモードONで、アリサの顔が化け物のようになる。


スルーモードONで、総督がアメコミっぽくなる。


追記 リアルイメージ

リアルイメージが使えるのは、「リアル」と「2xリアル」のサイズのときだけ。これだと画面いっぱいには表示されず、こんな感じ。

↓リアルイメージ無効

↓リアルイメージ有効

「有効だと輪郭のノイズが気になる」と書いたけど、拡大してみると有効にしたほうが良い感じもするかも。