GridMove

似たようなソフトを3種類ほど試してこれに。

雑な操作で目的の位置にぴったり動かせて便利ですな。
middleボタンでウィンドウの任意の位置をドラッグするとグリッドが現れるので、グリッドを目安にポインタを移動してボタンを離せばその位置にウィンドウがぴったりリサイズされる。タッチパッドだとちょっと使いづらいかもしれないけど、キーボードでも操作できる。
グリッドの位置やそのグリッドにドロップされたときに設定するサイズを .grid で設定できる。


付属の axcrusik_s_grid.grid をベースに自分用を作った。

GridMoveの使い方

あまり人気がないのかググっても情報があまりなかったのでここにメモ。

  • Ignore/Unignore window...
    • GridMoveの機能が動作しないようにするウィンドウを指定する
    • たとえば電卓みたいなウィンドウサイズが固定されているソフトをGridMoveで動かすと、見た目がひどいことになるので、そういうのを除外するときに使う
    • このメニューを選んだあと、除外したいアプリをアクティブにしてF12キーを押すと登録/解除できる
  • Templates
    • 使用するグリッドのレイアウトを選択
  • Show Grid
    • 枠線を表示する
  • Show Numbers On Grid
    • 枠の番号を表示する(コマンドのホットキーを使うとこの番号をキーボードから入力してウィンドウを移動することができる)
  • Use Drag On Window Title method
    • チェックするとタイトルバーの左端から数pxの範囲(Set Title Sizeで範囲を設定)をドラッグすると、グリッドの移動モードになる
    • ただとWindows 8Explorerなど特殊なタイトルバーでは使えないことがある
  • Use Drag With Middle Button method
    • チェックするとウィンドウ内でmiddleボタンを押してドラッグすると、グリッドの移動モードになる
    • 便利だけどブラウザなんかでmiddleボタンによるスクロールを使っていると、スクロールしようとしたところで移動モードになってちょっと具合が悪い
  • Use Drag Window To Edge method
    • チェックするとウインドウを移動中にマウスポインタを画面の端にくっつけて数ミリ秒(Set Edge Timeで設定)経過すると、グリッドの移動モードになる

  • Use Command
    • コマンド入力のホットキーを有効にする
    • これを有効にしてホットキー(Command Hotkeyで設定)を押すと、画面中央にコマンド入力のウィンドウが表示される。このウィンドウでコマンドを入力するとウィンドウを移動できる
      • 番号: 番号に対応するグリッドにウィンドウを移動
      • N: Set Grid Orderで設定したTemplateを順番に切り替え
      • M: 最大化/元に戻す
      • 0: 最小化
      • R: リロード(.gridファイルなど)
  • Command Hotkey
    • コマンド入力ウィンドウを出すためのホットキーを設定する
    • デフォルトは「#g」になっていてWindows+G の組み合わせ
    • #:Windows, ^:Ctrl, +:Shift, !:Alt
  • Use Fast Move
    • チェックするとホットキーで直接グリッドの番号を指定して移動する機能が使える
    • Fast Move Modifiersで使用するキーを設定
    • デフォルトで「#」になっているので「Windows+1」で1番の位置に移動する
    • Windows 7以降ではWindows+数字キーはタスクバーにならんでいるタスクの選択に使われているので、それを使ってる人にはちょっと具合が悪い