「Chromebook で Google Play ストアや Android アプリが動くようになる」と発表されて楽しみにしていたが、ついに Dev チャンネルでリリースされた。
私の持っていた Chromebook は Dell の Chromebook 11 なんだけど、残念ながら現時点では Android アプリは使えない。今現在使えるのは3機種のみ。それ以外の機種は2016年後半に対応予定とのこと。
今すぐ使えて国内で普通に買える ASUS Chromebook Flip をさっそく買ってみた。
今まで使っていた Dell Chromebook 11 にはタッチパネルが無いが、ASUS Chromebook Flip にはタッチパネルが付いている。
あらためてタッチパネルは便利だと実感。ノートPCのようなスタイルだと、指先と画面との距離が近いので、わざわざ画面上のポインタをトラックバッドで操作するより、直接タッチしたほうが早くて便利。
ASUS Chromebook Flip は画面が360度まわって、裏返せばタブレットのように使える。一度タッチ操作すると、それ以降の操作もタッチになりがちなんだけど、タッチでChromeを使っていると、YouTube なんかでシークや全画面の操作がしづらくてストレスがたまってくる。
こんなときに Android の YouTubeアプリが便利。Androidアプリならタッチに最適化されているのでタッチで快適に使える。
Chromebookは、AndroidやiOSよりずっとシンプル。電話機能が無いこともあってか、設定も難しいところが少ない。
起動は早いしアップデートも再起動するだけ。アップデートのために何十分も待たされることがない。(いまのところ)
WindowsやMacはこの先何年たってもChromebookと競うことはできないだろうな。Chromebookがあっちに寄って行かない限りは…。
私のまわりにもWindowsでブラウザしか起動しないという人は多いので、そういう人にはChromebookは良さそう。
ただ、Chromebook上で動くAndroidアプリの動きに関してはまだDev版ということもあっていろいろ問題が多いので今すぐおすすめできるわけではない。
ASUS Chromebook Flip は Dell Chromebook 11 と比べても、さわってすぐわかるほどモッサリしている。
Dell Chromebook 11 のディスプレイは TN で、ASUS Chromebook Flip は IPS だから視野角広いけど、解像度はどちらも低くていまいち。
開発者以外は Chromebook がもっと改良を重ねて安定して、端末の性能がもっと高まってから買った方がよさげ。Androidアプリのサポートが正式版になるのも来年かもしれないし。