DMC-G8 や DMC-GX7MK2 で GH5 用のカメラプロファイルを使いたい

ふだん Bridge を通して Camera Raw を使ってる。
Cemera Raw はカメラごとにプロファイルがあって、たとえば PENTAX K-1 はLandscape、Natural、Portrait、Vibrant というプロファイルが用意されていて、カメラ内RAW現像したときと同じ(ような?)色が再現できるようになってる。

このカメラプロファイルの充実っぷりは機種ごとの差が激しくて、なぜか Panasonic は全体的に残念な状況になっている。最近発売された GH5 は充実しているけど、過去の Panasonic のカメラはほとんどが Adobe Standard しか用意されてない。
私が使っている DMC-G8 や DMC-GX7MK2 でも DC-GH5 用のプロファイルを使う方法がないものかと、ファイルを眺めてみたところ DMC-G8 と DC-GH5 は文字数が同じなのでバイナリエディタで書き換えることで使えることがわかった(笑)
DMC-GX7MK2 は文字数が違うので単純に書き換えることはできないので諦めていたけど、ちゃんとバイナリを眺めてみたら結構簡単な構造だったので書き換えるツールをこしらえた。

これで DMC-GX7MK2(モデル名は "Panasonic DMC-GX85") でもいろんなプロファイルが使えるようになった。


Camera Raw といえば、もう一つ気になっていることがあった。
それは Pentax Q-S1 の RAW を現像したときの色のひどさ。
左が Camera Raw、右が Digital Camera Utility でそのまま現像した結果。

Camera Raw のほうはかなり黄色い。これを違和感のない感じにするのにいつも苦労してた。
太陽光の下なら問題ないけど自宅の室内の環境ではだいたいこんな色になってしまう。
もしも他のカメラ用のプロファイルを Pentax Q-S1 に適用したら少しでもマシになったりしないか試してみると...

なんということでしょう...。
あんなに苦労していたら Pentax Q-S1 の色が何もしなくても自然な色合いに...。
PENTAX K-1 用のいろんなプロファイルを適用してみると...。

素晴らしい結果。
後処理が憂鬱で使用頻度が下がっていた Q-S1 が生き返りそうな感じ。

追記

公式にG7やGX7MK2のカメラプロファイルがたくさん追加されたので、もう不要になった。