最近のゲームがつまらない理由

ハードに限界があったからではなくて、財布に限界がないからだと思った。


YouTubeで「レイノス」を検索したら、見たかったものが見つかった。

http://youtube.com/watch?v=W7j14msTcaU
今見ると、細かい工夫の数々に驚く。このゲーム、重力が気持ちいい。バーニアを装備して浮遊する感じとか、無重力ステージでスイスイ飛び回る感じとか。敵を倒すと爆風でまわりのキャラがダメージを受けたり、味方の兵器が敵から攻撃を受けて壊れたり、細かい。凝ったオープニングの映像とか、映像に合わせた音楽とか最高にかっこいい。この名作がセガではなく、サードパーティメサイヤから発売されたってのは今考えると感動的な出来事だったんではないかと思った。


YouTubeのプレイ動画を見て、敵にまったく攻撃を加えないので「何? この糞プレイ動画!?」と思ったけど、数分見たところで思い出した。ステージ1を2800点でクリアしたらフル装備になる裏技だった。記憶が掘り起こせて喜んでたら、すでにコメントに書いてあった。


ゲームにはまっていたころは、半年に1本の買えるかどうかという状態だったから、買ってしまったソフトはあきるまでやる。学校から帰ったらテレビやパソコンじゃなくて、まずゲーム。早起きしたら少しの時間でもプレイ。ゲームを買う日は部屋をきれいにする。日曜はゲームがしたくて早起き。買ったばかりのゲームは一緒に寝る。エンディング手前でトイレにいく。ラジカセをテレビのまえにおいて録音する。1本のソフトに100時間くらいあたりまえ。
今は数回プレイしてつまらなければそのままということがよくある。
買ったゲームがクソゲーだったとしても自分にダメージがないっていう状況は、買ったゲームをいきなり無敵技を使ってプレイしてるようなもんだと思った。ハングリーさ不足。