8か月前に ONEXFLY を買っていた

ポータブルゲーミングPC流行ってますな。
自分も一個くらい買ってみようと思って、ONEXFLY を買った。

買うときに重視した点。

  • 軽量
  • 画面とコントローラが一体化していること
  • 十分な性能があること
  • 32GBメモリ
  • 高価過ぎないこと

これくらい。

買ってから8か月たった今の感想など。

重い

他機種が650g程度なのにこの機種は580g程度。
比較すれば軽く見えるが、やっぱり重かったw

本体は指紋が付きにくいサラサラとした素材になっていてすべりやすい。
しっかりホールドできるような形状でもないので、余計に重く感じてしまうのかもしれない。

操作性はすばらしくはない

ONEXFLYが悪いというより、画面一体型なので仕方ないというのはある。
ABXYボタンを操作するときに、右レバーに当たりがちなのが気になった。

起動とスリープの安定性が悪い

これもONEXFLYが悪いというわけではなくて、Windowsやゲーム自体の問題だと思うけど、ゲームを起動したままスリープすると、ゲームがフリーズしやすい。こうなるとマウスやキーボードがない端末では復帰させるのに苦労する。このトラブルを避けるには、スリープさせる前にゲームを終了させるしかないが、そうするとゲームの再開に時間がかかるので面倒。

ゲームを終了した状態であっても、スリープや休止自体の動作も不安定に感じることが多かった。画面が消えた状態で冷却ファンが一定周期で動いたり止まったりといった挙動があった。

生体認証が無いとつらい

生体認証デバイスが本体にないので、起動時に毎回PINコードを入力が必要。不便。
(後継機には指紋認証デバイスがついている)

7インチは小さすぎる

レトロゲームは問題ないが、PC用のゲームは文字が小さいものが多い。7インチでは厳しいと感じることが多かった。
デスクトップ操作もかなり厳しい。

スピーカーの音がいまいち

「HARMAN社認定 デュアルステレオスピーカー搭載」てことだけど、個人的にはぜんぜん良くなかった。
不明瞭だし音量あげたらうるさいしで、並みのノートPC以下だと思った。
音をちゃんと聞きたいゲームで遊ぶと結構ストレスを感じた。

おわり

ONEXFLYを使ったことで、いろんなことに気づかされた。

  • Windows機ではSwitchように「気軽にゲームする端末」を期待してはいけない
  • パフォーマンス(フレームレートやメモリの搭載量)は最優先ではない(映像の見やすさ、操作性、音質の方を優先したほうがよかった)
  • 快適に遊ぶには画質より音質が大事

そんなわけで、いまさらだけど Steam Deck を買った。