巷で話題の機能、自分のところでも試してみたら本当にすごかった。
以下、RAW+JPEG で撮って、JPEG と PhotoLab で現像した結果の比較。
マイクロフォーサーズ, Olympus E-PL9, ISO 12800
フルサイズ, Pentax K-1, ISO 12800
Adobe Camera Raw のノイズ除去機能はディティールがリニアになくなっていくので使いたくなる場面がほとんどなかったけど、PhotoLab の DeepPRIME というノイズ除去機能は、劣化が少ないのにノイズはしっかり減っている。
さすがにコンデジのデータに関しては、等倍で見ると不自然なところがあるけど、拡大しなければ十分に綺麗だし、なぜか色がめちゃくちゃ良くなっているのも嬉しい。
PENTAX K-1 はフルサイズなのでISO 12800でも結構綺麗なんだけど、色が少し転びがち。DeepPRIME を適用すると ISO 6400や3200で撮ったときのように綺麗に色が出る。
拡大して画像を見ていると Pixel で撮った写真を思い出した。あれもこんな感じだった気がする。
この「DeepPRIME」は以下の2つのソフトで使える。
PureRAW は PhotoLab のノイズ除去機能だけが使えるバージョンみたいなもの。PhotoLab の方は、他にもいろんな編集機能が付いていて、Bridgeみたいな感じで使える。
どうせ買うなら PhotoLab の方が良いですな。レンズの収差やビネットの補正なんかもあって、ちゃんとオフにできるようになっている。使い比べてみれば PureRAW を買うという選択肢は無いと思う。
どちらも30日の無料期間があるから気軽に試せていいですな。
手持ちのカメラでは Olympus TG-6 や Panasonic LUMIX TZ-90 といったコンデジでも使えたが、PENTAX Q-S1 は使えなかった。これは残念過ぎる…。
あと、FujifilmのX-TransセンサーのRAWには対応していない。
あと個人的に嬉しいのがライセンスの仕様。1ライセンスで3台までインストールできる。日常的に3台のPCを使っている自分にはこの仕様はめちゃくちゃありがたい。Adobe は 2台までだから使えるPCが限られてしまいめっちゃ不便(笑)