風呂で気を失う

頭洗ったあとに風呂から上がろうとした所でおかしくなった。


最初に気がついたときは、いつもと逆向きで風呂で座っていて、お湯がほとんど抜けていた。
夢かと思った。


次に気がついたときは、風呂の外の床で、ありえない姿勢で寝ていた。
頭や足を打ったみたいで痛い。
もう一回風呂に入ろうと思った。


次に気がついたときは、風呂の外で風呂にもたれかかって座っていた。
足の指から血が出ていた。
あーこれはまずい。はやく布団に行って寝ようと思った。


次に気がついたときは、また風呂の横の床で寝ていた。
なぜか風呂ラジオの電池蓋が手元にあった。
あーこれは完全にまずいな。頭おかしいと認識。
ここらへんでやっと「立ち上がったらまずい」と気付いたのだが、「もう大丈夫だろう」と思ってまた...



次に気がついたときは、廊下で寝ていた。
廊下に置いてある自転車が倒れかかっていた。
やっと風呂は脱出できたらしい。


ここからはいろんなところにぶつかりながら布団までたどりつく。
馬鹿だわ。寝てると平気だから、歩けると思ってしまう。
いつもは無意識に開けてるドアで、押したり引いたりして苦労した。


打ち所が悪かったらあぶなかったのかもなぁ。
とりあえず生きてるから良かった。