2015年5月から ASUS RT-AC56S を使ってたけど、3月頃からいろんな問題が起こりはじめて、使い物にならなくなったので Synology RT2600ac に買い替えた。
具体的にどう調子が悪かったかというと、説明が難しいけど、とにかくルーターとして機能しなくなる。RT-AC56S は管理画面でCPUやメモリの使用率が見られたり、SSHでログインできたりするんだけど、3月末頃には起動してから1〜2日するとCPUの使用率が高まりすぎてうんともすんとも言わない状態になった。
ファームウェアを最新にして、設定を工場出荷状態に戻して最小限の設定だけにしてみたりもしたけど改善せず。サポートに問い合わせたけど無反応。
思えば今年に入ってからGoogleフォトへのアップロードが頻繁に失敗するようになって、その時はGoogle側の問題だろうと思ったりしていたんだけど、ぜんぶルーターの問題だったのかもしれない。
RT-AC56S は今まで超安定していたし、機能も性能も不満はなかったので、新しいルーターもASUSにしようかと思ったんだけど、もしも今回の問題がソフト的な問題だった場合、また同じ問題が発生するかもしれないと思い、別のメーカーを検討することに。
そこで見つかったのが Synology のルーター。
右の縦型のが ASUS RT-AC56S で、左のイカツイやつが Synology RT2600ac。
見た目だけで強そうなのがわかると思うけど、公式サイトやレビューを見ると、これまでのルーターとは全くの別物であることがわかる。
- Router RT2600ac | Synology Inc.
- 【清水理史の「イニシャルB」】 Synologyらしさ全開の無線LANルーター「RT2600ac」 はフツーじゃない! コレ1台でファイル共有やセキュリティ対策もOK - INTERNET Watch
- Synology WiFiルーター「RT2600ac」を使ってみたら予想以上の多能さに驚いた - Engadget 日本版
実際使い始めて3週間くらい経ったけど、まったく問題なく動作しているし快適ですな。
今までのルーターというと、少し設定を変えるだけで「再起動しています。60秒お待ちください・・・」みたいな画面が出てきたりしたけど、こいつはマルチウィンドウのGUIで、わかりやすいし使いやすいし、レスポンスも速い。モバイルのChromeでもまったく同じように使えるのはもちろん、スマホアプリまで用意されている。
快適すぎて、笑ってしまう。
RT-AC56S にもリアルタイムのトラフィックモニタや、1日ごとの転送量なんかが見られて面白かったけど、RT2600ac はもっと詳しく見られて、どの端末がどれだけ通信しているかもわかるのが楽しいですな。
レポートを作成する機能もあって、毎日、毎週、月1なんかのスケジュールで、トラフィックのレポートをまとめてくれる。
1週間で45GBもダウンロードしててびっくりだけど、4KモニタでYouTube見てたらすぐ10GBくらいは行きますな。
ちなみにデバイスの名前はMACアドレスごとに自分で付けられたりする。ポート転送の設定画面なんかでもわかりやすい名前で表示されるので、めっちゃ設定しやすい。
あとペアレンタルコントロールが充実してるっぽい。私は使ってないけど、ちびっこがYouTubeを際限なく見て困ってる人なんかは、このルーターで制限をかけられたりするのかもしれない。(試してない)
他にもいろんな機能がついていて、USBポートは2本あるし、押したことがない物理ボタンが3つくらいあったりする。
ちなみにお値段は 26,000 円くらい。機能も性能もすごいし、使って楽しいし、トイレまで電波がよく届くようになったし、今のところ満足。
Synology 高機能無線ルーター 800Mbps + 1,733Mbps(11a/b/g/n/ac対応) 高セキュリティ VPN Plus対応 RT2600ac
- 出版社/メーカー: Synology
- 発売日: 2017/07/21
- メディア: Personal Computers
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