α1 と EOS R6 の動物瞳AFの違い

α1 と R6 の動物瞳AFは動作が結構違っている感じ。
(実際の実装はどうなってるかわからないけど、使った印象)

  • EOS R6
    • 常に「体、顔、目」を探して、「目 → 顔 → 体」の順にピントを合わせる
  • α1
    • 「 目」を探して、「目」があれば「トラッキングAF」に移行する
    • 被写体を認識する周期が少し長い(画面に被写体が入ってきて数百ms程度遅れて認識するような感じ?)

目を認識したあとに、目を「手」で覆い隠すと...

  • EOS R6
    • ターゲットが顔や体に移行する
  • α1
    • 「手」がトラッキング対象になる(手を動かすと手を追いかける)
    • 定期的に「目」を探して、見つけたら「目」にトラッキング対象が戻る

どちらも一長一短ありますな。
R6 は成功と失敗がはっきりしている。目を認識した状態で撮ればほぼ成功。体ならほぼ失敗。
α1 は目を認識しているように見えても、PCで見ると微妙にずれてるときがよくある。
どちらかというと、R6 の方が成功率高いような感じがする。(R6はフォーカスが目から離れたときが明確にわかるから、無駄に撮る枚数が減るせいかも)

R6 の方は純正レンズを使っていて、α1 は SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN をメインに使っているので、もしかしたらレンズの影響もあるかもしれないけど、私の使った限りではネコの目にピントを合わせて撮るという点では EOS R6 の方が優れていると思う。

雑な検証動画作った。
www.youtube.com