デジタルラジオのエアチェック

Eee PC 901-Xにデジタルラジオ対応のワンセグチューナをつけて、デジタルラジオが録音できるか試した。
使ったワンセグチューナはこれ。

corega ダブル機能 ワンセグ&デジタルラジオチューナー「これテレ」 corega CG-3SGTR

corega ダブル機能 ワンセグ&デジタルラジオチューナー「これテレ」 corega CG-3SGTR

先週買ったやつなんだけど、アプリはピクセラのPIX-ST050-PU0とまったく同じみたい。つまり、UIがうんこすぎる。

  • ウィンドウの位置を保存してくれず、必ずデスクトップの中央にウィンドウが3つ並ぶ
  • 音量がマスターボリュームに同期している
  • 使わないボタンが場所をとって、コントロールウィンドウが大きくて邪魔になる
  • コントロールウィンドウを最小化すると映像部分も消えてしまう
  • チャンネルリストの一覧性が悪くて、チャンネルを変えるためにスクロールしなければならない

とか、いろいろ。


で、うんこなのはおいといて、使えるかどうかというと使えそう。チャンネルと音量(音割れしないように)を合わせておいて、録音のソースを「ステレオミキサー」にしてタイマー録音するだけ。このままだとEee PC 901-Xのスピーカから音がでるけど、ヘッドフォン端子に何かを差し込んで音が出ないようにしておけばOK。(ミュートにすると録音できないので)
チャンネル切り替えの自動化はチャンネル選択部分のウィンドウにメッセージを送ればよさげ。適当にツール作った。これでコマンドラインからチャンネルを変えられる。

「AMFMラジオ録音さん」の場合、録音前にプログラムを実行する機能が無かったので、タスクスケジューラと組み合わせれば好きなチャンネルを録音できるようになりそう。


ちなみにEee PC 901-Xのパワーセービングモードでは処理が追いつかないのか、音が途切れて使い物にならなかった。ワンセグは大丈夫なのにラジオがダメってどういうことなのかわからん。


まだ少し試してみただけなので、実際に毎日録音して聞く体制に入ると、いろんな問題が出てくるかも。とりあえず来週29日からのAMラジオのサイマル放送開始が楽しみですな。

2008-09-26 追記

気づいたので追記。私が買ったのは CG-3SGTRM という型番の製品。調べてみると似たような型番の2種類の製品があることがわかった。

  • CG-3SGTR
  • CG-3SGTRM

型番の最後にMがついている方は、CG-3SGTRより新しくてMac用のソフトが付いたものらしいが、ハード的には変わらないらしい。
で、重要なのはCG-3SGTR向けにStationMobileの後継バージョンのStationMobile5が提供されているということ。

試しにこのソフトをインストールしてみたところ、CG-3SGTRMでも問題なく利用できた。
StationMobile5はいろんな問題が修正されて、だいぶ使いやすくなっていた。以前のバージョンではワンセグのテレビとラジオで別々のソフトになっていたが、これが統合されて一つのアプリケーションで利用できるようになった。
その他使って気がついた点。

  • ウィンドウの位置や設定をちゃんと保存してくれるようになった
  • 3つに分かれていたウィンドウが一体化して使いやすくなった
  • 低負荷モードが追加され、これを使えば35%程度の負荷が15%程度にまで下がる
    • ただし、音質も悪くなる
      • 通常モードの設定で画質関係の品質を下げればいいらしい
  • チャンネル一覧部分がリサイズ可能になってスクロールしなくてもチャンネルが選べるようになった
    • ポップアップメニューからもチャンネルが変えられるようになったのでチャンネル一覧もいらないかも
    • と思ったら、複数のチャンネルがサービス単位でまとめられてしまい、直接聞きたいチャンネルを選べなくなった
    • たとえば「DigiQ+N93」と表示されるチャンネルは9301と9302がまとめられていて、選択すると9301になる。オタ向けチャンネルの超!ラジなどは9302で放送されているので、チャンネルを選んだあと、メニューから「設定→サービス選択→9302」とクリックしていかなければいけない。これは最悪だ...
  • テレビやラジオの予約録画ができるようになった
  • ウィンドウを最小化したときに負荷が下がるようになった