ATOM Cam 買ったが、結局 Web カムとして使っている

ATOM Cam はタブレットやPCメインの私には使いづらかったので、Agent DVR のカメラとして使うことにした。

ATOM Cam は Webカムとして使えるようにするファームウェアが公開されているので、これを適用。
www.atomtech.co.jp
PC に接続するには、両端が USB-A のあまり見ない変わったケーブルが必要だけど、Amazonで安価なものが簡単に手に入った。

接続するとすぐにWebカムとして認識されるので、Agent DVR で簡単に使うことができた。

うちの場合、Agent DVR を実行している PC とは別の PC に ATOM Cam を取り付けて、ffmpeg を使って http で mjpeg をストリーミングするようにしている。
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実際には、PC#1 には 2台、PC#2 には3台、合計5台のカメラをつけている。
Agent DVR を実行している PC は LIVA-Z というミニPCで、 CPU は Intel Pentium N4200 というやつで、4コア4スレッドの低スペックなやつ。
これで5台のカメラのデータの処理は重いので、カメラの画像は640x480か640x360、フレームレートは10か5か3に設定して、設置場所ごとに調整している。これで、CPUの使用率は20%以下に収まっている。

ATOM Cam は今まで使っていたカメラに比べるとかなり高画質で、特に夜間の映像が綺麗。ATOM Cam は赤外線ライトを使ったナイトモードがあるけど、これはWebカムの場合使えない。それでも常夜灯の明かりで十分に部屋の様子が確認できる。

これが3千円程度で買えるのは素晴らしいんだけど、残念なのは視野角が狭いこと。
今まで使っていたカメラは180℃くらい見渡せる魚眼レンズで画角も4:3だったので、部屋の隅に設置すると部屋全体を記録することができた。ATOM Cam は120℃しかなく、16:9 なので特に縦方向の視野が狭く感じる。部屋の隅の高いところに設置したり工夫してみたが、どうしても死角ができてしまう。
数日使ってみた結果、結局元のカメラに戻して、ATOM Camは視野角が狭くても問題ない場所だけで使うようにした。

ちなみに ATOM Cam 2 は、ATOM Cam より画角が狭く、Webカムのファームウェアも公開されていないみたい。
「2 の方が新しいから良さそう」と思うところだけど、用途によっては 2 じゃない方が良いと思う。

ATOM Camと同じくらい画質が良くて、さらに広角でONVIFやらRTSPとか対応しているカメラが安く売ってると良いんだけど、良いのないかな。