E-PL9 を買った

現行機の軽くて小さいMFT機が欲しくて GF10/GF90 を買おうと思っていたんだけど、あまり軽くない E-PL9 を買ってしまった。
GF10/GF90は前世代からあまり変わってないけど、E-PL9 は E-PL8 に比べてプロセッサが新しくなっていて、AFが早くなったり、動画が 1080/30p しか撮れなかったものが、4K/30p や 1080/60p で撮れるようになったり、結構進化している。

一番の売りは新しく追加された「ネオノスタルジー」フィルターですな。

なかなかの昭和っぽさ。右下に日付を入れたくなるけど、残念ながらそんな機能は付いてないらしい…。
オリンパスは「RAWのみ」の設定にしていても、フィルターを使ったときは自動的にJPEGを保存してくれるのが便利ですな。
いつもRAWで撮るからこの手のフィルターは使わないんだけど、結構良い感じですな。

このフィルターを使うと暗部のノイズはスッキリ消えて、ザラザラしていた夜空もツルッツルに。プリントっぽい。
ピンボケしていても、水平が取れてなくても「まあいっか」って感じですな。

フラッシュを炊くとますます昭和っぽい。
E-PL9からフラッシュが内蔵されたので気軽に使えますな。


普通に撮ったときの色の出方は、やっぱりPanasonicが好みですな。
E-PL9(AWB、電球色残しOn)

E-PL9(AWB、電球色残しOff)

DMC-G8(AWB)


シャッターはE-PL7と変わらないような。相変わらず「ジュビッ」とデカい音と共に振動がある。まあまあ静かなGX7MK2やG8に比べると「一眼レフかよ」みたいな騒音。電子シャッターもE-PL9から追加されたらしい。


キットレンズの14-42はパンケーキレンズだけど、レンズキャップがめちゃくちゃ薄くて付け外しがしにくい感じ。薄くしたいのはわかるけど、ここまでやるかね…。電動ズームだけど回す向きがいつもの逆なので戸惑う。


E-PL7との違いで気になったのは、Fnボタンの押しにくさ。E-PL7はFnボタンが斜めになっていて親指で押しやすかったけど、E-PL9では上向きになってちょっと押しにくい。


Bluetooth対応も新しい機能の一つ。カメラをオフにしてもスマホから電源を入れて画像を転送できるらしい。これは今度試す。
GH5もBluetooth対応しているけど、Wi-Fiがつながるまでに1分かかるので使うのがだるい。オリンパスがどんなもんかちょっと気になる。