CASIO EX-FR100 の具合

1年くらい前に買ったものだけど、いまさら日記に。
会社の引っ越しのときに掘り出された CASIO QV-10A をいじって、完成度の高さに改めて感動して「現代版QV-10Aはこれだろう」と思ったので勢いで購入。


基本の状態は↓のような自撮りモード。35mm換算16mmと超広角。F値はF2.8です。

普通に前方の景色を撮るときはこんな感じにヒンジを曲げます。

分厚くなるし、なんだか扱いづらいです。
接続部分は逆向きにははまりません。これが残念に感じることも…。

コントローラ部はカメラ部とすぐつながるし起動もまぁまぁ早いです。電源を入れてシャッターを押すだけなら問題ないけど、露出やホワイトバランスを変えたいと思ったとき、タッチに対するレスポンスの遅さやメニュー構成の悪さのせいで、面倒です。


カメラ部単体で立たせることもできます。

なかなか便利だと思いますが、浅い角度にしようとすると起き上がってしまいます。

コントローラ部をくっつけたままなら大丈夫だけど、画面が見えません(笑)


オプションのクリップマウントも買いました。

このクリップは強力でコンパクトで使い勝手はいいです。

クリップの台座部分が360度回転するので向きも自由自在です。少々衝撃を与えても向きは変わりません。しっかりしてます。

車のサンバイザーをクリップで挟んでお手軽に車載動画が撮れたりしました。(後処理で水平を補正やらいろいろしてます)


カメラ部は FREE のレバーを下げると回転できます。

ただし0度と90度のみの2段階のみで、微妙な調整はできせん。
これがデフォルト。

90度右に回転した状態。丸いので向きがわかりにくく、ボタンを探すことも…。

左に回してしまうとカメラが外れます。オプションでリングライトが用意されているためですが、意図せず外してしまうことがあって結構危険です。


レンズの上にインジケータのランプが付いています。結構強めに光るので私は減光シールを貼りました。暗いところや近くの被写体を撮ると、このランプが被写体を照らしてしまうので困ります。かといってこのように減光シールを貼ると動作状態がわかりにくくなってしまうのでこれも困ります。


ちなみにこのカメラ、いわゆるアクションカメラと思わない方が良いです。
動画は連続29分しかとれない制限がありますし、1時間でバッテリーが空になりますし、バッテリー交換もできません。
フレームレートは30fpsまでで、1080/30pで撮るとビットレートは15Mbps程度なのでノイズもすごいですし、ノイズがなくても画質が微妙です。
スチルカメラと思ったほうがいいです。


重さはクリップマウント込で252gでした。個別にはかったらカメラ部 109g、コントローラ部 101g、クリップマウント 41gでした。カバンに入れておく価値があるかどうか微妙です。


たぶん自撮りをよくする人にはいいと思います。超広角ですしコントローラ部が分離するのでフレーミングしやすいです。メイクアップモードのおかげで肌がツルツルになりますし(笑)