EOS R6 のファームウェアバージョン 1.3.0 が出た

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変更点一覧。

  1. より低ビットレートの撮影ができるように、4Kに[IPB(軽量)]を追加しました。
  2. メニューのAFタブに[電子式フルタイムMF]を追加しました。対応レンズ装着時において、ワンショットAF/サーボAF両方で、常に手動ピント調整ができるようになります。
  3. FTP転送中、カメラのモニターに転送時間(予測値)が表示されるようにしました。
  4. 静止画撮影のドライブモードを「高速連続撮影」にして連写すると、稀にカメラが正常に動作しなくなる現象を修正しました。
  5. 稀にファインダー内の画面表示が乱れる現象を修正しました。
  6. USB給電を長時間継続した場合、特定の条件で給電が停止する現象を修正しました。

さっそく適用。


まず「IPB軽量」を試してみた。ビットレートは公式サイトにすでにまとめられていた。
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4K60Pの場合230Mbpsだったが、軽量にすると120Mbpsになる。
Canon Log(H265,4:2:2:,10bit) の場合は 340Mbps が 170Mbps になる。
1枚のカードに長くおさめたいときに助かりますな。


次に「電子式フルタイムMF」を試してみた。
動画撮影中にAF/MFを切り替えることができないのでこの機能に期待したんだけど、動画では使えず…残念。
これまで通り「AF停止」を割り当てて押しながらMFするしかなさそう。

その他の4点の変更は個人的には関係ないかな…。
もっと動画撮影機能が向上することを期待していたから微妙なアップデートに感じますな。


個人的には、以下の機能が欲しい。

  • 拡大ボタンのカスタマイズ(2段階じゃなくてトグルにしたい)
  • 動画撮影中に...
    • 拡大
    • フォーカスモード変更(トラッキングからピンポイントへの切り替え)
    • 水準器を表示
    • センターマーカー表示(画面中央がどこかわかるように)
    • シャッター速度、絞り、ISOを表示 (いまはAF停止ボタンを押している間しか表示されない)
    • オートホワイトバランスロック
    • ホワイトバランス変更
    • 動画サーボAF停止時にMFに移行
  • 動画のAF精度の改善(止まってる被写体で瞳認識しててもピントが合ってないことがわりとある)
  • Lockボタンに機能割り当て
  • M-Fnキーのカスタマイズ (押しながらサブ電子ダイアルをまわしたときの設定をしたい)

などなど。