Olympus E-P7 が発表された

私は E-PL7、E-PL9、PEN-F の3機種を買ったことがあって、いまは E-PL9 だけ持ってる。
期待の E-P7 が発表された。

発売日はGH5M2と同じ、2021年6月25日。

良いと思ったところ。

  • 見た目がかっこよくなっている
  • ダイヤルが1つ増えて2ダイヤルになっている
  • レバーやらボタンが増えている(カスタム可能なボタンは2個から3個に増えている)
  • 重さが43gも軽くなっている
  • 手振れ補正が3軸から5軸になっている
  • 素数が1600万画素から2000万画素に増えている
  • USB充電ができるようになっている
  • 色いじりの機能が増えている
  • カメラ内RAW現像でパラメータ調整できるようになっている
  • 動画モードにしなくても4K動画が撮れるようになっている

残念かもしれないところ。

  • USBが Micro-B
  • モニタの解像度が104万画素で変わっていない
  • EVFがない (EVFがいるならE-M10 IVですな)

スペックを見た限りでは、いろいろ進化しているのに軽くなっているのが素晴らしい。
最近、新機種が出るたびに重くなっていくカメラが多いのでこれは良いですな。
買います(笑)


実は、GH5M2 を発表のときにすぐ予約していたんだけど、こっそりキャンセルした。
バリアングルのカメラは二度と買わないと決めていたことを思い出したから。

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コンデジ TZ-90 と DxO PhotoLab

PhotoLab の DeepPRIME を使うと、コンデジが二回り大きなセンサーで撮ったようなクリアな画像になって楽しい。
それで昨日からいろいろ試していたけど、色収差が気になったので日記。

Camera Raw だと画面の隅々まで色収差がほとんどないのに、PhotoLab だと盛大に出てしまう。これは Camera Raw は自動的に色収差を補正しているからだと思う。
PhotoLab も色収差を修正する機能があるけど、「自動倍率色収差補正」をONにすると、OFFのときよりひどくなりがちだった。

色収差補正 OFF
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色収差補正 ON、自動倍率色収差補正 ON。
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色収差補正 ON、自動倍率色収差補正 OFF。(この画像ではわからないけど画面中央部分の収差が増えている)
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色収差補正 ON、自動倍率色収差補正 OFF、強さとサイズをMAX。
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これは画面の周辺だけを見てるけど、周辺の収差が消えてると思ったら中央が収差まみれになってたりもするのでしっかり見たほうがよさそう。

DxO PhotoLab 4 のノイズ除去機能の DeepPRIME がすごかった

巷で話題の機能、自分のところでも試してみたら本当にすごかった。
以下、RAW+JPEG で撮って、JPEG と PhotoLab で現像した結果の比較。

1/2.3インチセンサーのコンデジ, Panasonic LUMIX TZ-90, ISO 2000

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1/2.3インチセンサーのコンデジ, Olympus TG-6, ISO 6400

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フルサイズ, Pentax K-1, ISO 12800

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Adobe Camera Raw のノイズ除去機能はディティールがリニアになくなっていくので使いたくなる場面がほとんどなかったけど、PhotoLab の DeepPRIME というノイズ除去機能は、劣化が少ないのにノイズはしっかり減っている。

さすがにコンデジのデータに関しては、等倍で見ると不自然なところがあるけど、拡大しなければ十分に綺麗だし、なぜか色がめちゃくちゃ良くなっているのも嬉しい。

PENTAX K-1 はフルサイズなのでISO 12800でも結構綺麗なんだけど、色が少し転びがち。DeepPRIME を適用すると ISO 6400や3200で撮ったときのように綺麗に色が出る。

拡大して画像を見ていると Pixel で撮った写真を思い出した。あれもこんな感じだった気がする。


この「DeepPRIME」は以下の2つのソフトで使える。

  • DxO PureRAW ¥12,900
  • DxO PhotoLab 4 (Elite) ¥19,900

PureRAW は PhotoLab のノイズ除去機能だけが使えるバージョンみたいなもの。PhotoLab の方は、他にもいろんな編集機能が付いていて、Bridgeみたいな感じで使える。
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どうせ買うなら PhotoLab の方が良いですな。レンズの収差やビネットの補正なんかもあって、ちゃんとオフにできるようになっている。使い比べてみれば PureRAW を買うという選択肢は無いと思う。

どちらも30日の無料期間があるから気軽に試せていいですな。

手持ちのカメラでは Olympus TG-6 や Panasonic LUMIX TZ-90 といったコンデジでも使えたが、PENTAX Q-S1 は使えなかった。これは残念過ぎる…。

あと、FujifilmのX-TransセンサーのRAWには対応していない。

あと個人的に嬉しいのがライセンスの仕様。1ライセンスで3台までインストールできる。日常的に3台のPCを使っている自分にはこの仕様はめちゃくちゃありがたい。Adobe は 2台までだから使えるPCが限られてしまいめっちゃ不便(笑)

Alexa(Echo) か Google Assistant(Nest) か

今現在使っているもの。

  • 寝室 Echo Spot
  • 居間 Echo Flex + モーションセンサー
  • キッチン Echo Flex + モーションセンサー
  • 洗面所 Nest Mini
  • 寝室 Nest Hub

メインは Echo。
今回、睡眠モニタリング目的で Nest Hub を導入したので、いま Echo を使っている部分を Nest に切り替えたらどうか検討。

Alexa の方が優れている部分をあげてみる。

スマートホームを操作したときの応答速度

うちは Nature Remo を使っているんだけど、Alexa の方が応答が速い。別のシステムだと違う結果になるかも。

定型アクションが速い

ひとつの命令で複数の動作を連続実行する機能。Google Assistantは「ルーティン」とほぼ同じ機能。
うちでは「おやすみ」ですべての照明を消すようにしている。
Echo で実行が速いけど、Nest だと数秒待たされる。

会話継続モードが便利

会話継続モードをONにすると、連続して複数のやりとりができる。
これが特に便利なのはAlexaが認識ミスをして、言い直しが必要になったとき、もういちど「アレクサ」と呼びかける必要がないこと。

Alexa の設定はわかりやすい

Google AssistantはGoogleアカウントに紐づいていて、必要な設定がどこにあるのかわかりにくいが、AlexaはAlexaアプリですべて設定できるし、構造も単純でわかりやすい。PCである程度の設定ができるのも良い。

Alexa は単純

Alexaは単純なので制御しやすい。どうすれば目的を達成できるか、あるいはそもそもできないのかが、わかりやすい。Google Assistantは応答が曖昧で、頼んだことが出来ないのか、聞こえてないのかよくわからない。

Nature Remoとの連携具合

家電のオンオフだけなら差はないと思うけど、それ以外の照明の制御なんかは Google AsisstantからNature Remoを使う場合、使える機能が限られていたり、余計な設定をしないと使えない操作がある。
Nature Remoのような赤外線信号を使った制御じゃなくて、ネイティブに対応して機器を揃えている場合は優劣は無いのかもしれない。


次に、Google Assistant の方が良いと思う部分。

固有名詞や地図との連携

「~の営業時間は?」と聞いたとき、Alexaは店名を正しく認識できないことが多い。
店名を正しく認識できても、めっちゃ遠い店舗の情報が返ってくることもあるw

天気

Alexaは警報や注意報を先に読み上げる習性があり、一番知りたい「雨が降るかどうか」や「気温」「湿度」をなかなか読み上げてくれないことが多い。

Androidとの統合

AndroidだとGoogle Assistantが簡単に呼び出せる。ルーティンのショートカットをランチャーに設置すれば、1タップで機能を実行できる。OSの機能をしっかり活かしている。
Android 11なら電源の長押しからスマートホームの操作ができる。

アプリのクオリティ

AlexaアプリはUIがあまり好きじゃない。操作に対するフィードバックがはっきりしておらず、ぬめっと動く。操作していて不安になる。


まとめるとAlexaは単純で高速。Google Asisstantは遅くて複雑。
自分の用途だと現状ではやっぱり Alexa が合ってそう。

最近多くなっていた 504 の原因

最近しょぼいカレンダーで一時的に504が帰ってることがあって気になっていたが、原因がわからず対処できていなかった。

今日はたまたま目の前で発生してくれたので調べてみたらmysqlがCPUを使い切っていた。
どんなクエリが実行されているか show processlist; で見てみたら、検索結果の後ろに wikipedia のリンクを表示する機能があって、それが原因だった。like を使ってたので遅くなるのも無理はないんだけど、なんで今まで平気だったのか…。
すぐにはなおせないのでこの機能自体を停止。
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とりあえず、またこれで様子見。

LIVA Z にSSD増設

先日から LIVA Z で Agent DVR を実行するようにした。
LIVA Z のストレージは eMMC で 32GB しかない。1年くらい前はWindows Updateがすんなりインストールできず、USBメモリを使ったりして苦労していたが、最近のアップデートはすんなり入るようになっていて、32GBで問題なく使えていた。
でも Agent DVR を使うとなると、カメラで撮影した映像が溜まっていくのでさすがに容量が足りない。それで240GBのSSDを購入。

240GB で 約5千円。

さらに買ったあと、うちには LIVA Z を開けられるドライバーがなかったので、追加でドライバーも購入。

LIVA Z の開け方はこちらで確認。
niceskill.com

SSDを起動ドライブにすれば、いろいろ速くなりそうだけど、ドライブをクローンするソフトがなかったし、現状でも困ってなかったので、データだけSSDに保存するようにした。
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今の設定だと、3日で15GB程度。あまり長く保存しても意味ないのでサイズは50GB、期間は2週間に制限してみた。

本当は Agent DVR 用に CoreBox Pro を検討していたんだけど、LIVA Z のパフォーマンスで余裕で収まったし安く上がってよかった。

Nest Hub(2G) で睡眠チェック

今年の5月6日ごろに第2世代の Nest Hub が発売された。
この Nest Hub には非接触で睡眠をモニタリングする機能があって、興味があったので購入。


睡眠モニタリングの機能を使うには、Nest Hub 本体を頭部の近くに置き、高さはふとんの高さに合わせないといけない。
うちは床に10cmくらいのマットレスをしいて寝てるので、Nest Hub の箱で高さを調節して設置(笑)
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接触でも設置が面倒だと続かないけど、うちの場合はまったく問題なかった。

ふとんに入ると「睡眠モニター: アクティブ」という表示がされ、Nest Hub に認識されたことがわかるのはちゃんと動いてる実感があって良い。
Nest Hub は実際に寝ているかどうか判定しているようで、ふとんに入ってから実際に寝付くまでの時間も確認できるようになっていて面白い。
起床時もふとんの上でタブレットを操作したりしていると、ちゃんと起きていると認識され、その後二度寝するとそれもちゃんと睡眠として記録される。私が見た限りでは「寝てるのに記録されてない」とか「起きてたのに寝たことになっている」という認識ミスはなかった。

睡眠結果はこんな感じで表示される。
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いびきの時間が出るけど、いびきを聞く機能はない。
本当にいびきをかいているのか一晩カメラで撮ってみたけど、たしかにいびきをしっかりかいていた(笑)


週や月でまとめて睡眠時間や、睡眠と起床時間を見たりできる。
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とりあえず睡眠モニターの精度は良さそうな感じがする。
このデータを何かの役に立てられるかは微妙だけど、ふとんの下に何かを敷いたり、腕に何かを巻いたりすることなく、まったくストレスなく睡眠を記録できるのはいいですな。
夜中に目が覚めたときは単純に時計として役に立つし(笑)

とにかく睡眠を手軽にモニタリングしたい人にはめっちゃいいと思うけど、将来的に有料化しそうなところは気になる。
はっきりいってこのNest Hub、音楽やビデオを楽しむ目的ではまったくおすすめできないから、睡眠モニタリングの機能が使えなくなったら、居場所がない(笑)